乳がんの母、白血病の長女を刺殺、将来悲観し
今日はちょっと暗いトッピクについて話します。まず、皆に質問をしたいと思います。親との関係はどうですか。自分の母を想像すると、どういうイメージが出てきますか。一般的には、きれい、やさしいと言う言葉が出てくるでしょう。母が子供を殺すのは、皆には信じられない事でしょう。しかし今日発表するのは、娘を殺した母の話です。
僕が発表する記事は、『乳がんの母、白血病の長女を刺殺、将来悲観し』と言う、東京にあった殺人事件に関する記事です。77歳の田中美代子が白血病の長女の宏美さんをナイフで殺しました。事件のすぐ後、犯人が『子供を殺した、私も死ね』と言う事を兄との電話で話しました。警察が田中の兄から110番を受けて事件の場所へ行き、宏美さんの死体を発見しました。田中によると、殺人の原因は、自分が乳がんの手術をしたばかりで、数年前から白血病で通院中の宏美さんと二人で暮らしていたが、病気を治すお金がないので将来を悲観したと言う事でした。
この母が自分と何年間も一緒に住んでいた娘を殺した原因を皆さんに指摘したいと思います。最初にこの記事を読んだ時、この人が絶対お金のために娘を殺したのだと思いましたが、よく考えると、そうする意味があるかどうかが分かりません。まず、娘を殺せばお金をもらえると言う訳ではないし、犯罪者の残り時間を監獄で過ごすかもしれないし、お金の問題だけで犯罪する必要もないし(自分の娘を殺す代わりに、家族と友達にお金を借りたり、社会福祉と医療保険を求めたりする事ができる)、犯罪の理由はお金なわけがありません。あと、もう77歳の犯罪者は、人生の終わりに来ていると思います。なぜ自分の人生がもうすぐ終る際に娘にこんなことをして、犯罪者になるんだろう。 犯人が事件の後で兄との電話で話したこと『子供を殺した私も死ぬ』から、犯人が自分の結局が知っていたはずだと見られる。情報が足りなくて犯罪者の心理を完全に分析することが出来ないけど、この犯罪者の動機が二つの可能性があると思います。一つめの可能性は、お金をたくさんかかっていた娘に悩んでいて、自分のイモシオンを制御できなかったから娘を殺した。二つめの可能性は、犯人が自分の人生が終る前に、娘の苦しみも終らせるという動機もなくもないでしょう。
そう考えると、この母がした事は、そんなに悪くないかもしれないですね。しかし、殺人はやっぱり犯罪です。どういう目的でも、どういう動機でも、犯罪は法律には許さない。 娘と一緒に頑張るべき母が将来を悲観したからと言って、今までちゃんと病気と戦って生きていた娘を傷つけ、自分の人生を諦めた上で、自己中心的に娘の運命と将来を決定するのは、道徳観にとっても許さないことだと思います。
『親は死ぬまで子供を守る。』と言う話は人によく言われたけど、この記事を読んだ後、ショックで急にいつもの母の優しい印象が変わらせたと感じています。親は死んでも子供を守ると言う話はいつも真実と言う訳ではないでしょう。母の優しいイメージが皆の心で変わらなければいいと思います。
この事件は、今時の社会の問題も反映していると思います。まず、この母と娘のような貧民の苦しみを見られます。犯罪者の兄でも、他の誰でも手伝ってあげないからこういう現状になってしまった。今の経済の不況だと言う事実も見られる。
皆さんはこの事件についてどう考えますか?この母の動機をどう理解していますか。自分がこの母だったらどんな選択が一番いいと思いますか。社会全体がこういう事件を予防する為に何か出来ることがありますか。
Tuesday, December 8, 2009
Subscribe to:
Posts (Atom)